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すやすやこけし
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テレビ東京系「感涙! 時空タイムス」、本日の放送は昭和45年の大阪万博でしたね。
ここ数年、懐かしい昭和の映像を見る機会が多くて、なかなか結構なことですね。
それだけ昭和時代に需要があるということなのでしょうか。
いろいろな時代がある中で、昭和中期にスポットが当たる昨今の昭和レトロブーム、非常に興味深い現象だと思います。

さて、今日の最初のこけしは将棋盤の上に乗った将棋こけし。
小さな「こけし」たちが、まるで神輿でも担ぐように王将を担いでいます。
将棋こけしは、将棋の名産地・山形県を中心にたくさん売られていたとか。
もっとも、将棋とは全然関係のない温泉地でも将棋こけしはあったようですから、一概に将棋の生産と関連性があるとは言えないのかもしれません。

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続いて、「古里の家こけし」。
くるみを利用した素朴なこけし人形の後ろ、家の中にはさらに小さな2体の「こけし」が。
どうして、こういう「こけし」が作られたのか、ちょっと興味があります。
というのは、この「こけし」で表現されている情景は、日本の伝統的な農村風景だと考えられるのですが、こうした風景が、当時既に「懐かしいもの」になっていたのではないかと思われるのです。
郷愁を誘う風景と「古里の家」という表示は、新しい時代を歩みつつあった日本人の回帰思想によるものだったのではないでしょうか。

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続いて、遠く富士山を臨む河口湖のおみやげこけし。
小屋の窓から富士山が眺められるという設定のようで、窓の中の風景はモノクロームの写真を使って表現されています。
2人ののどかな表情もいいですねー。

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さらに、温泉こけし「翠明荘」。
翠明荘は各地にある温泉宿の名前なので、この「こけし」がどこの地方のものなのかはちょっと不明のようです。
のれんの下がったお風呂が温かさを表現しているようです。

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さて、本日最後にご紹介するのは、正体不明の「こけし」。
一体、何を表現したものなのか、疑問です。
植物系なのかモノ系なのかも、ちょっと分かりません。
でも、すやすやと安らかに目をつぶる「こけし」の表情がとてもいいですねー。

部屋の片隅にちょっと置いておくだけで心和む昭和のこけし人形たち。
コレクターとかマニアとかいったことではなくて、毎日の仕事に疲れている現代の人たちに、ぜひとも見直してほしいアイテムです☆
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by kels2007 | 2007-01-15 21:04 | こけし人形