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温泉姿のパール人形
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本日の「伊東家の食卓」のウラ昭和史は、昭和47年に来日して社会的な現象にまでなったパンダブームのお話でした。
「日中国交正常化」とか「カンカン」「ランラン」なんていう言葉は、ずいぶん懐かしいものになってしまいましたね。
それでも、ジャイアントパンダは、リーメントの「ときめき宝物」シリーズでも、「パンダブーム到来」として取り上げられるほどに、昭和を代表するキャラクターとして現代にまで語り継がれているのです。
パンダ、パンダと威張るなパンダ、全部黒けりゃただのクマ、って、分かる人いますか(笑)

余談はともかくとして、今日も懐かしい昭和のスーベニイルをご紹介です。

最初の写真は、登別温泉土産の美しいパール人形です。
風呂桶を持って、半天姿、今まさに温泉に入ろうかという情景を再現したものでしょう。
温泉宿に泊まって、のんびりした夕食を食べて、さて、ひとっ風呂浴びようかというところで、半天羽織って露天風呂にいそいそと向かうというのは、最高に気持ち良いですよねー。
風呂桶に真珠が乗っているのは、なんとなくリッチな感じがします。

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続いて、北海道独特のお土産、アイヌこけしです。
アイヌ人形は、現在でもお土産屋さんで見かけるほど、人気のある商品のようです。
表情がいいですね、このアイヌ夫婦。

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続いて、「山菜こけし」。
なんの山菜なのか、ちょっと分かりません。
でも、割と見かけるタイプのような気がするので、そんなに珍しい山菜ではないのかもしれませんね。
フルーツこけしに比べると、野菜こけしはまだまだマイナーのような気がします。
それでも、いろいろな野菜が見つかるんですけれど。

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続いて、旅の想い出「おたる」のお土産こけし。
ビジュアル的に華やかでかわいらしさが強調されています。
赤い林檎が印象的で、もらって楽しくなるお土産といったところでしょうか。

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そして、本日最後に紹介するのは「林檎の子守こけし」です。
どうして、林檎が子守をしているのか不明。
でも、イメージ的にはなんとなくわかる気がします。
林檎といえば青森、東北。
東北地方の貧しい少女が仕事に出かけた母親の留守を預かって、産まれたばかりの妹の世話をしているという。
でも、この「こけし」からはそんなに暗い感じは受けないかもしれませんね。
林檎のお母さんが赤ちゃん林檎を優しく守ってあげているという、そういう母の慈しみに溢れた「こけし」と言うべきでしょうか。

僕のお土産こけしは北海道内で入手したものが多いためか、圧倒的に北海道の観光地に関するものが多いような気がします。
考えてみたら、昭和30年代~40年代にかけては、空前の北海道観光ブーム。
登別温泉、定山渓温泉、阿寒湖温泉、層雲峡温泉。
北海道の温泉地はどこも観光客で溢れ、たくさんのお土産こけしが流通していたことでしょう。
道外旅行はちょっとできないという北海道の人たちは、日帰りか1泊2日の小旅行で道内の観光地を訪ね、お土産に小さな「こけし」を買い求めたのかもしれません。
お土産に「こけし」を買うという風習はいつしか廃れ、「こけし」は家庭の戸棚の奥で、少しずつ時間が過ぎていくのを黙って感じていたことでしょう。
やがて、時が来て、多くの「お土産こけし」は引っ越しのため、あるいは家の建て直しのために捨てられていきます。
僕が集めることのできる「こけし」は、そうして消えていくうちの数パーセントにも満たないわずかな命でしょう。
それでも、僕は、昭和という時代に輝いていた様々な「お土産こけし」の火を消したくはないと思っているのです。
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by kels2007 | 2007-01-23 19:54 | モダン&クール