2007年 01月 28日
モダンな双子こけし
今日、初めて入ったお店で、思いがけず嬉しい出会いがありました。 まずは、「こけしの神様」に感謝です(笑) ブログで紹介するのは、少し時間を置いてからと決めていますので、しばらくお待ちください。 「こけし」ばかり熱心に見ていたために怪しまれたのか、「もう随分たくさん集めているんですか」と訊かれてしまいました。 コレクターっぽく見えないように、振る舞っているはずなんですけどねー(笑) いかにもオタクっぽく見えたのでしょうか☆ そういえば、骨董市なんかで「こけし」を買っていると、なんとなく他人の目が気になったりしますね。 「もしかして、ブログやってる人ですかー?」みたいな会話は苦手なんです(笑) アヤシイと思っても、軽くスルーしちゃってください。 さて、今回の「こけし」は、いかにもモダン昭和の香りが漂うオシャレこけしです。 本当は「おみやげこけし」とかではなくて、「こけし人形」としてきちんと分類すべきものなんてじょうね。 カテゴリの整理は、またそのうちにやりたいと思います。 とりあえずは、黄色と赤色の帽子を被った無国籍風の双子に注目してください。 なぜか壺に入っています。 僕はずっと不思議に思っていることがあるのですが、昭和30年代~40年代にかけてのデザイン・モチーフに、この「壺」が頻繁に登場しています。 カップ&ソーサとかサイドボートとか襖とか、とにかくもう色々なところに、この「壺」のデザインが登場するのですが、これって一体どういうことだったんでしょうね。 なぜに「壺」?って感じです。 一説には、民芸ブームみたいなところから、壺や何かのデザインが流行したとも言われていますが、「壺」が流行する民芸ブームって、一体なんだったんでしょう。 昭和の匂いが強いから、僕も「壺モノ」は大好きなのですが、うーん、謎です。 それにしても、この「こけし」の壺のデザインの素晴らしいこと(笑) 「お土産こけし」は、どうしても地味な色彩で表現されているものが多いので、こういうふうにカラフルなものがあるとかなり目立ちます。 どこかのデパートの骨董市で巡り会ったもので、何だか嬉しかったことを覚えています。 東京タワーの「こけし」と一緒に買ったのですが、業者の人は「東京タワー」の方が好きだったみたいで、こっちの「双子こけし」はオマケみたいな扱いでした。 でも、僕は最初からこっちがほしかったんですよねー。 昭和の時代、こういう無機物と人間を組み合わせる表現方法が流行し、様々なヘンテコこけしが誕生しました。 現代では見ることのできない斬新な発想による作品が、「こけし人形」の魅力のひとつになっているんでしょうねー☆
by kels2007
| 2007-01-28 00:03
| こけし人形
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